アンダークリアー補充


分かりやすく説明させて頂くと、今ではほとんどの自動車塗装の最終に塗られている透明な塗装がクリアー塗装です。このクリアー塗装がキレイかどうかで、美観が決まるほど大事な塗装様です。そしてクリアー塗装に使われるクリアー塗料を使い特殊な製法で作られたのがアンダークリアーコートになります。


なぜアンダークリアー補充施工が必要なのか?
私のお仕事は車をキレイに維持することです。その為には研磨(磨き)という塗装を削る作業も必要になる時があるのです。とくに何年も経過したお車をキレイにするには、痛んだ部分を研磨し除去してあげなければ美観もよくないですし、コーティングの定着もよくないのです。
塗装の厚みなんて1ミリにも遠く及ばない極薄な状態なのです。その極薄い塗装を研磨しキレイに見せなければならないのも事実です。
しかし、研磨し過ぎると下地が出たり、塗装の耐久性はどんどん弱くなり、キズも入りやすくなったり艶落ち・水垢なども付着しやすくなってきます。研磨のデメリットですね。
昔から塗装が限りある物ではなくて、限りない物であればいくらでも研磨してキレイにし続けてあげれるのになぁ・・と。。(夢のお話ですね(汗)
もう1つ思っていたのはクリアー塗装を、研磨して減った部分を補充し直せれば研磨する事によって塗装に起きるデメリットを無くせるまではいかなくても、減少する事は出来るのになぁ・・・・・・と、そうなんです^^ この減った部分を補充する事がアンダークリアー補充施工なのです。(私の中では夢が1つ叶った気分ですね。


磨き・コーティング屋として出来る事、1つ誤解してもらいたくないのは塗装し直すわけではありません。それは板金屋さんのお仕事ですから。。
ですので、研磨によるデメリットを完全に無くす事は出来ないと思っています。ですが、コーティング屋として研磨によるダメージは最小に抑えたい。その考えで行き着いた最高な研磨システムと言っても良いかもしれませんね。
勿論、新車にも施工してあげればクリアー塗装が、更に厚みを増した感じになり艶やかさ倍増。純正クリアー塗装へのダメージもかなり防いでくれます。
次は画像にてアンダークリアー補充の特徴を説明していきます。

 

一番上画像はわざとキズだらけにした塗装です。真ん中画像はアンダークリアー補充施工後です。一番下画像は研磨処理後です。
画像2・3は同じ様にキズが消えキレイになりましたね。何が違うかと言うと、研磨処理は塗装を削ってキズを消しています。アンダークリアー補充部分は削って消しているのではなく、塗装と馴染みながら埋めて消しているのです。
次は特殊な薬品にて研磨部分・アンダークリアー補充部分を強引に除去してみた画像です。



上側画像、アンダークリアー補充部分は埋めていた部分が除去されキズが出てきてモヤモヤしてきましたね。下側画像、研磨部分は削ってしまっている為、あまり変わりはないです
※アンダークリアー補充施工直後での薬品処理ですから、簡単にクリアー樹脂が除去されてしまいますが乾燥し硬化した場合はちょっと頑張らなければ除去は出来ません。


塗装を削らずキズを見えなくしたていた事は塗装にとって負担無しという良いことなのです。
特殊な薬品なんて普通の方は使うことはないですから、劣化によって少しずつキズが出てきたり、洗車によって洗いキズが増えても、また補充して削らずに埋めてしまえば塗装への負担もないという事になります。


よく耳にする「厚みのあるガラスコーティング。」 では、ガラスコーティングも厚みがあれば、キズが同じ様に消えるのでしょうか? 答えはNOです。
厚みは確かにいくらでも付きますが、基本的に塗料とは別物ですのでキズが見えなくなるガラスコーティングは私の知ってる限りではないです。
アンダークリアーは塗料を使用して作られていますので同じ物同士が馴染んで消える・・・私の勝手なイメージですが。
厚みがしっかり付く事も事実ですね。アンダークリアー補充、本来の目的キズが埋まる事は確かなことですが、アンダークリアー補充の本来の目的は「塗装の強度を上げる・研磨によるデメリットを最小にする」

ただ、標準施工として行いたい所なのですが、かなりの施工難で、そして必要な薬剤なども高額な為、アンダークリアー補充有りか、アンダークリアー補充無しかを施工前に選んでいただくようにしています。

2014年1月現在数社から似た商品が出ています。◎アンダークリアー補充施工は塗装面を劣化・キズ等から保護する効果は素晴らしくあるのですが、汚れを防ぐ効果はそれほどないので汚れにくくする為にガラスコーティングはしっかり施工させていただきます。