コーティング作業風景

 

ボディーコーティング作業風景(基本パターン)

まずは足回りの洗浄




ホイールの内側・外側をブラシやスポンジで洗いボルトの穴もヘラなどを使い汚れを落とします。



ホイールの内側・外側をブラシやスポンジで洗いボルトの穴もヘラなどを使い汚れを落とします。 タイヤハウスも一緒にゴシゴシとスッキリさせます。

鉄粉除去剤にて鉄粉を反応させます
鉄粉に反応すると薬剤が紫色に変わります。









薬剤噴霧後は必ず中和剤にて中和してから流します。軽い鉄粉であればこの作業で一緒に除去されますが本来の目的は鉄粉を除去しやすくする事と確認する事です。ボディの汚れを高圧洗浄機などを使い落とします 全体の汚れを確認しながら流します。 シャンプー洗車 新規施工・メンテナンス時ではシャンプーを使い分けます。新規時はしっかり汚れを落とすシャンプー。メンテナンス・洗車のみなどはコーティング層を痛めないように優しいシャンプー。洗浄後はしっかり洗剤分を残さないように流します。。残すと後々面倒な事に・・・(汗◎細部処理汚れの溜まりやすい隙間などもヘラ・ブラシなどを使って、バンパー裏なども洗っていきます。(鏡など使う場合もあります。)◎ドアヒンジ洗浄大型ブロワー・洗車用クロスにて水切りブロワーで大半の水分を飛ばし残った水分をプロ用拭き取りクロスで水分を優しく拭き上げます。※ブロワーのみではどうしても水滴が残り水ジミの原因となってしまいます。 細部の水切り水分が後々の作業に邪魔になる事があるのでしっかり水切りします。 鉄粉除去2の工程で除去しやすくなっている鉄粉を 出来るだけボディにダメージを与えないように 専用潤滑剤を使いながら粘土にて鉄粉を除去していきます。 粘土も状態によって使い分けながら的確に処理します。  研磨磨きコーティングを定着させる為に最適な塗膜肌をシングルポリッシャー・ダブルアクションなどを使い仕上げます。細かい線キズ・シミなどはこの段階で除去されます。バイザー・ピラーなども調整します。調整前には膜圧計にて塗装面を細かくチェックします。※脱脂(油分除去)は肌調整時に特殊技法にて一緒に行っておりますのでご安心下さい。※「研磨」と「磨き」よくサイトで見かける「当店は下地処理が違います。」「磨きキズ(オーロラマーク)を残しません。」磨きキズを残しません!?・・・これはプロであれば当たり前の事です。 下地処理が違います!・・・どう違うのか?よくよく読むと結局、スクラッチ(拭きキズ等)を沢山消し、尚且つ磨きキズを残さない事みたいです。キズを沢山消す下地処理が凄いことなのでしょうか?キズを消す為に深く研磨して、その研磨跡を見えづらくする為に細かく研磨して表面を整えて綺麗に見せてるだけですよね。 以前は私もそうでしたが・・(汗いくら細かく研磨して綺麗に見せてコーティングしても深く研磨した塗装は劣化が早くなります。コーティングの持続性も勿論、悪くなります。研磨を否定する訳ではありません。必要な部分もあります。ですが、コーティング屋として塗装面を綺麗にするには<BR>どれだけ研磨剤・コンパウンドによる研磨を減らし、塗装面を痛めずにコーティング定着に最適な状態に出来るか・・と、私は思っています。塗装本来の美しさを維持するには、やはりオリジナルの塗装肌部分を極力残す事が重要です。※マスキングについてよくこういった保護する部材(ゴムモールなど)に直接貼り付ける画像を見かけます。私も実際経験済みなのですが、長時間放置・劣化した部材などに貼り付けるとシミになったり艶が引けてしまう事があります。100%ダメージが入るわけではないですが100%ダメージが入らないというわけでもないんです。ダメージの入る理由は考えれば簡単でした(^_^;)では、どうやって部材を保護すればいいのか・・・ちょっと手間なのですがマスキングも張り方を変えれば部材を傷めなくてすみます。モザイク処理してます。ごめんなさい。。部材の事も考えた「コーティング屋のマスキング」ですね^^ コーティング剤塗り込み塗装・コーティングの種類にて施工方法は変わります。手塗りから機械塗り・スポンジからクロス塗りと様々です。細かい部分(ドアヒンジ・ドアノブ・ステップ等)は手作業にて塗り込みます。◎未塗装パーツにも専用コーティング剤を塗り込みします。痛むと画像右側部分の様に白ぼけてきます。専用コーティングを塗り込む事によって黒々して新車時を思い出しますね。画像左側部分。 ※コーティングの種類によっては中波乾燥機で焼付けを行います。非接触温度計で温度を確認しながら安全に焼き付けます。10 タイヤワックス塗り込み 水性系のタイヤワックスを塗り込みます。速乾性で油性系とは違い雨の日でも飛び散る事はありません。タイヤハウスにも一緒に塗り込みます。 離れて見た時にここが黒いと印象が違いますよね。汚れも付きにくくなりますよ。11 窓拭き・掃除機掛け外・中の窓拭き上げ、全席掃除機掛けをします。 最後に照明を移動しながらムラ等の見落としがないかチェックして完了です^^※ここで紹介した手順はあくまでも基本です。お車の状態によって作業手順は大きく変わることもあります。